ナス、ズッキーニなどの野菜は洗ってよく水気を拭き、火の通りにムラがでないように均一の大きさに切りわけておきましょう。また焼いた時に網にくっつくのを防ぐため、オリーブオイルなどふっておくとよいです。
かぼちゃや人参など火の通りが悪いものは、あらかじめレンジでチンしておくか、蒸すなどして先に熱を通しておくと生焼けしにくくなります。
小さく切った野菜や、ニンニクなどは、網の下に落ちやすいのでアルミホイルか専用のパンの上にのせて焼きましょう。またBBQ用の串にさして焼くのもお勧めです。
切り野菜を焼く時はBBQのカバーをせずに焼いたほうが、野菜本来のしゃきっとした食感が残っておいしく焼けます。
ベイクドポテトのように丸ごとの野菜を調理する場合は、しっかりと外側を洗って水気をふいてから、ホイルにくるんで蒸し焼きにします。(とうもろこしは皮をむかずに皮ごと焼きましょう。自然と蒸し焼き状態になり、甘味と水分が凝縮されてとってもおいしくなります。新たまねぎも同じく、皮ごと焼きましょう)
丸ごと調理の場合は時間がかかるので、食べる1時間前~30分前には焼き始めましょう。野菜の大きさなどを考えて、焼き上がりを考えた時間配分を。
★おすすめ情報★
肉の下準備:筋っぽい部分は、繊維に対して直角に切り目をいれておきます。
下味をつける:スパイスやソースで下味をつける場合は、最低焼き始める1時間前に、しっかりと味をつけたい場合は一晩ほど冷蔵庫で漬け込んでおくのがお勧めです。ワインや酢、玉ねぎのすり下ろしを加えた漬け汁に漬け込むと、硬い癖のあるお肉も柔らかくなります。BBQソースを作る場合、ビネガーは必須の材料です。ただし塩分が多すぎるとお肉が硬くなってしまいます。塩を入れる場合は焼く直前にふるのがポイント。
お肉は室温にもどす:お肉は焼く30分前に冷蔵庫から取り出しておきましょう。室温に戻しておくことで内部と表面の温度差が少なくなり、焼くときに均一に加熱することができるので表面だけが焦げる心配がなくなります。
余分なソースやスパイスはおとす:ソースやスパイスが付いたものを焼く場合は、一旦ペーパータオルでソースやスパイスをふき取ってから低温でじっくりと焼きます。余分なソースやスパイスがついていると、すぐに焦げ付いてしまいます。表面は真っ黒で中が生焼け状態になってしまいます。ソースヤスパイスが足りないようであれば、火がある程度通ってから、もしくは食べる直前に付け足して焼くのがベストです。
★気になる話題★
火の加減調節:骨のあるものや大きなかたまり肉を焼く場合は、弱火でじっくり蒸し焼きにします。焦りは禁物。とにかく弱火でじっくりです。
ステーキやハンバーグなどは中火から強火で短時間で調理するのがベストです。でもその分火の通りが早いので、焼き加減のチェックは迅速にしてください。(肉用サーモ・メータやナイフを活用しましょう。牛肉は内部温度が160°F以上あればOKです)あまり、焼き加減をチェックするべく触り過ぎても、味は落ちます。
グリルによっては火のムラがあったり火加減の差が若干あります。でも大丈夫!焼いているうちにグリルの特質やクセがつかめてきます。最初は失敗してもいいや!うらいに思って、とにかく失敗を恐れないことが大事です。どんどんいろいろなものを焼いてみましょう。何事も経験です。
〈2003〉みんなで集まってBBQしよう!